SCRシリーズはカム機構のマテリアルカッターで、世界最薄仕様（160mm)を実現したことで、送り装置に密着取付が可能となり、従来品におけるスケルトン材の搬送時のトラブルを削減し、プレスと同期した高速運転が実現可能となります。
プレスラインの高速化のボトルネックとして、スケルトン材のスクラップカット時の問題が多い。これはPush-Pull送りで金型より送り出されたスケルトン材は剛性が無く、カッターまで送り装置で搬送する際に折れ曲がりなどが発生しやすいためであり、この対応として送り装置とカッターの距離を極力短くすることが最重要項目となります。
本スクラップカッターのコンパクト化により送り装置に密接して設置が出来、さらにプレスに完全同期することで安定して薄板材のスケルトンカットを実現します。更にプレスラインの省スペース化にも大きく貢献します。