任意位置決め装置 ローラドライブ

No.1の実績を誇る高精度回転系位置決め
ローラドライブは、精度・剛性・耐久性に優れた構造であるローラギヤカム機構を応用した、究極の回転系高性能位置決めユニットです。内部構造はサーボモータの制御特性に合わせて設計されており、 正確かつスムーズな動きはもちろんのこと、動作の高速化、位置決めの高精度化、重荷重駆動用の高トルク化、加工品質向上のための高剛性化といったそれぞれの用途に特化した様々な製品バリエーションを展開しています。
ローラドライブの機械要素としての役割は直交軸タイプの減速機に分類されますが、性能はそれとは大きく異なります。多くの歯車式やウォーム式減速機にみられる歯面のすべり線接触による動力伝達に対し、ローラドライブはローラフォロアによる転がり面接触による動力伝達であります。また、歯車の噛み合いがバックラッシを除去出来ない構造に対し、ローラドライブはローラフォロアに予圧をかけることで完全にバックラッシを取り除くことが可能です。
この違いは、ローラドライブが他の減速機と比べ伝達効率、機械寿命、外力に対しての保持力に優れ、バックラッシの無い駆動が可能であるという最大の特長として示されます。そして、減速機としての利用のみならず高精度位置決めテーブル、加工機の回転軸、ロボットの関節といった幅広い用途で活躍する大きな可能性を秘めています。
ローラドライブの導入実績としては、機械の位置決め軸、液晶ガラス基板の端面研磨装置、大型ガラス基板搬送ロボット、自動車用大型溶接機用ポジショナ、太陽光発電パネルの自動追従装置、LED選別機といった、多方面での採用が挙げられます。
特に主要な日本国内工作機械メーカの高精度位置決め回転軸として100,000軸以上の導入実績があります。
一般的に使用されているすべり接触のウォーム式に対して、転がり接触のローラドライブは部品の摩耗や劣化による精度の経年変化が無く、定期的な校正や調整作業は必要なく初期の精度を長く維持できるため、メンテナンスコストを大幅に削減することが出来ます。
大型ガラス基板搬送ロボットや自動車用大型溶接機用ポジショナの例では、一般的な駆動源による従来の装置と比較し搬送時間に著しい時間短縮が達成できたとお客様より好評を頂き、ローラドライブを採用することによりお客様の商品の優位性が格段に向上する事例を数多く得ております。
ぜひこの究極のローラドライブをご使用頂き、ワンランク上のポジショニングを実感して下さい。
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