RTGは小型MCによる加工事例増加とワークの複雑化、大型化に対応可能な小型・軽量な傾斜円テーブルです。複数工程が必要だったワークでもA軸、C軸を備えたRTGシリーズを使用することによって工程集約、加工効率のよいワーク姿勢や工具選択が可能になります。また、無人化、ロボット導入へのニーズに対応するため、ワークの自動脱着や着座確認等にお使いいただける最大13(12+1)ポートのロータリージョイントが装着可能です。加えてローラドライブ機構を使用することで加工時のクランプ動作が不要になるため、クランプ動作を伴う従来のウォームギヤ機構円テーブルと比較にして位置決め時間を1/3程度に短縮することが可能です。ローラドライブ機構はオイル交換のみで継続運転が可能であり、従来のウォームギヤ機構円テーブルに必要な定期的なバックラッシ調整が不要となるため設備メンテナンス時間の削減にも貢献できます。
小型MCに最適なRTGが自動化・生産性UPを実現させます。
小型MCに最適なRTGが自動化・生産性UPを実現させます。
RTGシリーズ機種(1機種)
| RTG500 |
・ バックラッシのないローラドライブ機構を内蔵
・ クランプレス加工により非切削時間を大幅に短縮
・ 軽量・コンパクトで#30縦型MCに搭載可能
・ φ500×H270と広い治具エリアを確保
・ ロータリージョイント最大12+1ポート搭載
・ 定期メンテナンスはオイル交換のみ
・ クランプレス加工により非切削時間を大幅に短縮
・ 軽量・コンパクトで#30縦型MCに搭載可能
・ φ500×H270と広い治具エリアを確保
・ ロータリージョイント最大12+1ポート搭載
・ 定期メンテナンスはオイル交換のみ
仕様 | RTG500 | |||||||||
回転軸 | 傾斜軸 | |||||||||
傾斜角度 | deg | -30~+120 | ||||||||
テーブル外径 | mm | φ120 | ||||||||
テーブル内径基準穴径※1 | mm | |||||||||
センタハイト(傾斜軸+90°時) | mm | 350 | ||||||||
テーブル上面高さ(傾斜軸0°時) | mm | 280 | ||||||||
ガイドブロック幅 | mm | |||||||||
総減速比 | 1/72 | 1/72 | ||||||||
モータ軸換算イナーシャ※1 ※2 ※3 | ×10−4kg・m2 | 1.41 (1.43) | 6.22 (6.97) | |||||||
使用モータ(FANUC ・ BROTHER) | αiF4/5000-B (A06B-2223-B300) |
R2AAB8100F~ | αiS8/4000-B (A06B-2235-B300) |
R2AA13180H~ | ||||||
テーブル最高回転数 | min−1 | 69 | 55 | 48 | ||||||
割出精度 | arc.sec | ±15 | ±30 | |||||||
再現精度 | arc.sec | 8 | 8 | |||||||
製品質量 | kg | 248 | ||||||||
製品質量(ロータリージョイント装着時) | kg | 270 | ||||||||
許容積載質量 | kg | 100 | ||||||||
最大治具ワーク径 | mm | 500 | ||||||||
許容ワークイナーシャ | kg・m2 | 2.3 | ||||||||
許容ラジアル荷重 | N | 23000 | ||||||||
許容連続 保持トルク |
N・m | 259 | 254 | − | − | |||||
許容最大 保持トルク※4 |
N・m | 415 | 318 | − | − | |||||
許容連続 保持トルク |
N・m | − | − | 518 | 648 | |||||
許容最大 保持トルク※4 |
N・m | − | − | 835 | 713 | |||||
内部偏荷重 トルク※5 |
N・m | 0 | 112 | |||||||
潤滑方式 | オイルバス(サポートユニットはグリス) | |||||||||
油種 / 油量 | モービルSHC629 / 0.7L | モービルSHC629 / 1.4L | ||||||||
ロータリジョイントポート数 | 12+1 |
※1 ロータリージョイント未装着時の値です。
※2 ( )内はロータリージョイント装着時の値です。
※3 モータ軸換算イナーシャにはモータ軸のイナーシャは含まれておりません。
※4 最大保持トルクは時間デューティ40%で30秒以内としてください。
※5 傾斜角度+90°時に傾斜軸に作用する回転軸部のアンバランストルクの値です。(0.112m×102kg×9.8)
※2 ( )内はロータリージョイント装着時の値です。
※3 モータ軸換算イナーシャにはモータ軸のイナーシャは含まれておりません。
※4 最大保持トルクは時間デューティ40%で30秒以内としてください。
※5 傾斜角度+90°時に傾斜軸に作用する回転軸部のアンバランストルクの値です。(0.112m×102kg×9.8)